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Gianotti-Crosti症候群(ジアノッティ-クロスティ症候群)は、アレルギー素因と関連するかもしれない: 症例対照研究

Chuh A, Zawar V, Lee A, Sciallis G. Is Gianotti-Crosti Syndrome Associated with Atopy? A Case-Control Study and a Postulation on the Intrinsic Host Factors in Gianotti-Crosti Syndrome. Pediatr Dermatol 2016.[Epub ahead of print]

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27339179

 


Gianotti-Crosti症候群(ジアノッティ-クロスティ症候群)は、皮膚科疾患ではありますが小児科でもよく見かける皮膚疾患です。B型肝炎ウイルスに続発するジアノッティ症候群ものが有名ですが、他のウイルスも原因になり、ジアノッティ-クロスティ症候群と称されます。


 

P: Gianotti-Crosti症候群(GCS)と診断された小児37名(男児23名、女児14名)

E: -

C: 対照小児(年齢9ヵ月-13歳、平均年齢4.3±3.4年)37名

O: アトピー疾患との関連があるか

 

【結果】

アトピー性皮膚炎はUK Working Partyの診断基準を、喘息はBritish thoracic Society基準を用い、アレルギー性鼻炎と結膜炎は臨床的に診断された。

GCS14名(38%)は対照群6例(16%)に比べ喘息のリスク比[RR] 2.33[95%CI 0.95-6.31])だった。

GCS18名(49%)は対照群11名(30%)に比較し、アレルギー性鼻炎のリスク比RR 1.64[95%CI 0.86-3.22])だった。

GCS28名(76%)は対照群9名(24%)に比較しアトピー性皮膚炎のRR 3.11[95%CI 1.73-5.73])だった。

結膜炎とアレルギー性じんましんとは関連がなかった。

有意差はADだけだったが、全体では統計学的に、有意差を示した。 

GCS31名(84%)は対照群19名(51%)と比較し、少なくとも1つ以上のアレルギー性疾患のRR 1.63[95%CI 1.13、2.18])だった。 少なくとも3つのアレルギー疾患をもつ児はGCS11名(30%)vs対照群2名(5%)でRR 5.50[95%CI 1.29、35.35])となり、最大の差が認められた。

 

【コメント】

最近、この研究と同じグループが、GCSの診断基準を発表しています。 一般的にはGCSはB型肝炎ウイルス、EBウイルス、コクサッキーウイルス、サイトメガロウイルス、エンテロウイルス属、A型肝炎ウイルス、単純ヘルペスウイルスなどの感染が関連していますが、免疫的な要因は不明でした。

今回の結果は、アトピー性皮膚炎などのアトピー素因が一つの参考になるかもしれないとされており、診断の参考になるかもしれません。

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