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乳児の尿採取におけるクリーンキャッチ尿の評価

Labrosse M, Levy A, Autmizguine J, Gravel J. Evaluation of a New Strategy for Clean-Catch Urine in Infants. Pediatrics 2016.[Epub ahead of print]

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27542848

 


乳児の尿路感染症は、少なからず経験しますが、導尿カテーテルや膀胱穿刺は侵襲的であり、クリーンキャッチ尿が適応できれば児に対するメリットが大きいと考えられます。なお、クリーンキャッチ尿は、自然に排出された尿を、直接きれいな容器にキャッチする方法です。


 

P: 尿路感染が疑われた生後生後90日未満の乳児126人(男児64人、年齢中央値55日)

E: クリーンキャッチ尿採取

C: 一般的な侵襲的尿採取

O: クリーンキャッチ尿採取の成功率

 

【結果】

クリーンキャッチ尿採取は、62人(49%;時間の中央値:45秒)で成功し、尿汚染率は16%であり(95%CI:8%〜27%)、侵襲的な尿採取群と統計的に変わらなかった(6%、95%CI:3%〜15%)

生後0〜29日、 30〜59日、60〜89日の乳児は、>89日の乳児より、クリーンキャッチ尿の成功率が高かった。

 

【コメント】

低年齢児の尿路感染は少なくなく、尿カテーテル挿入は小児科医にとっても出来れば避けたい処置です(難しいというより侵襲があることを避けたい)。クリーンキャッチ法は、エコーをしつつ尿が貯留していることを確認できれば圧迫するとそのまま採取できることが多いようです。存在は知りつつも積極的にはしてこなかったのですが、それでも16%の汚染はあるものの半数が45秒で採取できるならチャレンジしてもいい方法かなあと思いました。ただし、その45秒すら圧迫されているのが外来診療でもあるんですよね、、。

 

 

評価:
William W. Hay Jr.,Myron J. Levin,Robin R. Deterding,Mark J. Abzug
McGraw-Hill Education / Medical
¥ 9,099
(2016-05-02)

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