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高流量経鼻カニューレ療法は、乳幼児の細気管支炎に安全か?

 

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 今回は細気管支炎の治療の話題です。

 明日、Lancetの報告をUPしようと思うんですけど、Lancetに比べるとインパクトファクターは大分低いjournalの報告で、しかも前後比較研究です。

 でも、海外の医学論文サイトのアクセス数で上位になっていて、比較してみると面白いのではないかと思い、ご紹介させていただきます。

 

P: 細気管支炎が疑われた1-23ヵ月乳幼児
E: 高流量鼻カニューレ(high-flow nasal cannula;HFNC)治療 
C: -
O: 高流量鼻カニューレ(HFNC)療法の安全性および有効性

 

 結局、何を知りたい?

 ✅鼻カニューレによる酸素療法が小児の細気管支炎治療に使用できるかどうかを知ろうとしている。

 

結果

 

 

 ベースライン・データに関する変化は、呼吸仕事量(work of breathing; WOB)に対する効果、心拍(HR)、呼吸数(RR)に関して分析された。
 データは線形混合効果モデルを用いて分析され、年齢(≦12月vs>12ヵ月)と場所(救急部vs病棟)で調整された。
 三次施設への移動、治療の段階的強化、不都合なイベント発生率が記録された。
 合計61人は、0.6から3.3L/kg/分の流速によるHFNC療法が開始された。
 WOBスコアが高い患者の率は、治療開始60分で減るようだった。
 呼吸窮迫(心拍数と呼吸数)は、60分で有意に減少した(P < 0.05)

 HFNC療法に関連した不都合なイベントはなかった。
 三次施設への転送率は13%だったが、大部分はHFNC療法後の生理的パラメータの改善不足に起因した。
 しかし、転送された患者の誰も、治療の強化を必要としなかった。

 

 結局、何がわかった?

 ✅小児の細気管支炎に対し、鼻カニューレで酸素を0.6から3.3L/kg/分程度の流量で使用することで、60分で呼吸状態はある程度改善してくるようで、特に副作用は認めなかった。

 

コメント

 

 HFNC療法は、12か月未満・以上いずれにおいても、三次でない救急部や病棟でも、問題なく始められる可能性があるとまとめられます。

 もちろん、前後比較研究ですので、これだけで何か言えるわけではありません。

 

 今日のまとめ

 ✅鼻カニューレで高流量酸素を使用することは、小児の細気管支炎に有効かもしれない。

 

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