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オマリズマブ(ゾレア)は抗ヒスタミン薬で改善しない慢性蕁麻疹に効果がある

Staubach P, et al. Effect of omalizumab on angioedema in H -antihistamine resistant chronic spontaneous urticaria patients: results from X-ACT, a randomised controlled trial. Allergy 2016 (in press). 

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27010957
 


昨日に引き続き、ゾレアの論文です。



P: 2013年1月から2014年5月 少なくとも6ヶ月間に4回以上の血管浮腫があり、高用量抗ヒスタミン薬(承認された量の2-4倍)を使用しても収まらなかった慢性蕁麻疹患者(18-75歳)
E: オマリズマブ(商品名;ゾレア) 300mg 24週まで4週間毎投与 44例
C: プラセボ 24週まで4週間毎投与 47例
O: 28週までの慢性蕁麻疹QOL質問紙スコア(Chronic Urticaria Quality of Life [CU-Q2oL] )

【結果】
91例中68例が28週間の治療フェーズを完了した(オマリズマブ投与群 35例、プラセボ投与群 33例)。
オマリズマブ投与群は、28週におけるCU-Q2oLスコアがプラセボ投与群より優れていた(P < 0.001)。
血管性浮腫の週あたりの出現日数が3倍改善した(オマリズマブ投与群 0.3日 vs プラセボ投与群 1.1日)。
血管性浮腫の最初の再発までの中央値は、オマリズマブ投与群 57-63日、プラセボ投与群 <5日だった。

【コメント】
オマリズマブは現在のところとても高価な薬剤ではあり、本邦では重症気管支喘息に保険適応がある。
一方で、昨日の論文のように食物アレルギーの治療などに応用されたり、今回のように慢性蕁麻疹に効果が見出されたりする。
費用効果の問題は避けられないが、今後さらに応用が拡大されることが期待される。




 

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